東京都道最南端、母島最南端をめざす

一般の人が行ける島で、東京都最南端の島母島
その母島のさらに最南端まで行けるらしいってことで、初日のダイビングを2本で切り上げて、原付きを借りて向かうことにした。

父島では125ccのバイクがレンタルできたので二人乗りできたが、ダイビングショップでレンタルしてるバイクは全部50ccだったので、YURIはこれが初めての原付きバイクということになった。

ダイビングショップの前でちょっと練習して、出発することにした。

東京都道最南端と書いてるが、都道最南端は動画の最初の方で出てくる、遊歩道の入り口が最南端だ。
なので、東京都道最南端はバイクでササッとこれる。

そこから遊歩道を歩いて母島最南端を目指す。

ダイビングショップで最南端に行くんですーって言っても、特に何も言われず「いってらっしゃーい」って感じだったし、都道最南端があるんだから、そこから歩いて母島最南端なんて、せいぜい往復30分くらいだろなんて、軽い気持ちで考えていた。

遊歩道の入り口にも最南端の小富士までの時間とか距離とか、なんにも書いてなかったので、ちょっとした公園レベルくらいにしか思わなかったのだ。

遊歩道から入って10分くらい、まだかなーなんてこのあたりでは余裕だった。

2, 30分くらい歩いてようやく標識が見えて、やっとかなんて思ったら、小富士まで今半分くらいの場所にいるよみたいなのがわかって、これはやばいなって思った。

自分はビーチサンダルに、半分くらい飲みかけの500lmのスポーツドリンク1本
YURIは靴履いてるけど、飲み物はもう無くなりそうな水1本

しかも年末の母島とは言え、歩いていると蒸し暑く、YURIは早々に水を飲みきってしまった。
ここからは自分のスポーツドリンク1本だけで行かなければならない。

それと、あまりモタモタして日が沈んでしまったら致命的だってことで、ちょっと急ぎ気味に進むことにした。

この時自分たちは小富士ではなく南崎が最南端だと思っていた。南って付くくらいだし。

なので、途中の分岐を南崎の方にいって、南崎についたら帰ろうと思っていた。

が、しかし、南崎のビーチから小富士が見えて、小富士が最南端だってことに気づき、ここまで来たからにはってことで、分岐まで戻って小富士に向かうことにした。

そしてやっとのことで小富士に着いて、唯一の飲み物も全部飲んでしまった。
やっと着いたーってよりは、あー疲れた、帰りも同じ道通るんだよな、飲み物のないし大丈夫かな、みたいなことを思っていた。

ちなみに、動画で自分とぬいぐるみだけで行った場所が最南端だ(たぶん)
なのでYURIは実際には最南端には行ってない。
あとちょっとだから行こうって言ったけど、疲れ切ってて自分だけ動画撮影しに行ったのだった。

帰りは、距離がわかっている分、行きよりも歩きやすかった。途中で母島列島でしか見られないメグロも見ることができた。

とは言え、飲み物はないし、30分以上はかかる。
そしてやっとの思いでバイクがある遊歩道まで帰ってこれた。

ほんとに下調べは必要だなって思った。
ただ、下調べしてこれくらい歩くってなったらYURIは行かないって言ったかもしれない。

バイク置き場には飲み物の自販機はないので、港まで戻って自販機でやっと飲み物にありつけた。

自分はビーサンだったので、帰って足の裏見たら案の定皮がむけていた。

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