母島でスキューバダイビング & クジラウォッチング

おが丸に乗って小笠原に来る時は母島でダイビングするなんて思ってもいなかった。
そもそも母島がどんなダイビングポイントなのかもわかってなかったし、まぁ父島と似たような感じなんだろうな、なんて考えていた。

母島は船降りてすぐのところにクジラのオブジェが建っているくらいクジラスポットだっていうのが着いてすぐわかった。

とは言え、クジラのシーズンは2,3月がピークと言うので、ちょっと早いかななんて思っていた。

ダイビングは母島唯一のダイブショップ、ダイブリゾート母島にお世話になった。

ダイビング | ダイブリゾート母島 | 小笠原村
世界遺産小笠原諸島と言っても父島からさらに50km南にある母島唯一のダイビングショップ、ダイブリゾート母島です。2020年にカフェレストラン88cafeもOPEN!ちょっと遠いかもしれないけど、日本の東の果てまで是非遊びに来てください!

(今ホームページ見たら、なんかチープになっていて、ガイドもかなこさんとか、ZENさんとか見当たらず、どうしたんだろう・・・)

ダイブリゾート母島は、コロナになってすぐ改装したらしくきれいで南国感あるダイビングショップだった。

自分たちがダイビングする前の日とさらにその前の日共に水中でクジラ見れたらしい。
基本冬場はクジラがメインのダイビングっぽいが、とは言え、なかなか見られるものじゃないし、期待はしていなかった。
ダイビングの日程も2日間だけだし。

初日、海はちょっとだけ波立っていたけど、前日にクジラに遭遇した「万吉場」というポイントに行くことになった。

船長の小林社長は、うねってるから違うポイントにしようって言ったんだけど、ガイドのかなこさんが、「昨日も出てるしここにしたい」って言って船長と何度か言い合ってたんだけど、結局初日の1本目はここ万吉場になった。
結果それが今回の旅一番のサプライズとなった。

このポイントは珊瑚ってよりも、水深25mくらいの砂地&岩なポイントだった。父島では結構レアだったヒレナガヤッコが至るところにいた。
YURIが見たいと言っていた、固有種のミズタマヤッコも1匹だけここで見れた。

20分くらいだろうか、「まぁクジラにそんなに簡単に出会えるわけないよな」なんて思いながら泳いでいると、「ドーン!」って音がした。

船でもなんかぶつかったのか?なんてキョロキョロしてたら、クジラが2頭、頭上を通り過ぎてくのが見えて、一気に興奮して、慌てて360度カメラのInsta 360 OneX2の電源を入れるんだけど、電源入って写せるようになるのに10秒くらいかかるので、その時間がとても長く感じた。

で、あーいっちゃったーって思ってたら、後ろからまた2頭が来て今度はバッチリ最初から撮ることができた。
サムネのクジラはInsta360で撮った映像をキャプチャしたものだ。

母島着いてすぐ、初日の1本目でクジラに会ってしまった。
すごくついてるなって思った。
よくぞ、ガイドのかなこさん、小林社長を振り切って万吉場にしてくれたって思った。

1本目にこんな目にあったので、当然その後のダイビングは全部クジラを期待することになったのだが、水中ではそれ以来会えなかった。

2日間でクジラに会えなかったら、まぁ母島も良かったよね、くらいで終わってたと思うけど、1度でもあの興奮を味わうと、また絶対来たいって思ってしまう。てか絶対また来よう。

動画後半の小林社長とかなこさんのインタビュー、ダイビング2日目の終わりに撮ったんだけど、最初小林社長は、地元の人とビール飲みながら雑談してたので、インタビューは無理かなーなんて思っていた。

でもちょっと待ってたら終わったので、動画撮らしてもらってもいいですか?って聞いたら「何話せばいいんだよー笑」なんて言っていたが、意外とカメラセッティングしたらちゃんとした動画になった。
小林社長のキャラクターがとても楽しい雰囲気を作り出している。

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