【ボロジノブルー】南大東島で調査ダイビング

3月だったか、インスタで自分のイントラの大先輩とも言える、仙台うみの杜水族館でお世話になったゆりさんが「5月に南大東で調査ダイブ仲間募集中」って投稿上げてて、速攻で興味あります!って送ったらDM来て、あれよあれよで南大東行きが決まった。

うちのYURIに話したらYURIも行きたいってなって、1週間ほど行くことにした。YURIが行けそうになかったら一人でも行く気でいた。
だって南大東で調査ダイブなんてめちゃめちゃ面白そうじゃないか。

ゆりさんには事前に「毎日は海出れないと思います」とは言われてたんだけど、それなら逆にリモートで仕事できて都合がいいとも思った。

 

北大東・南大東ともに今はダイバーを受け付けてるショップはない。
南大東は一応1件ダイビングショップあるっぽいのだが、現在はやってないみたいで、ほんとに未知の海って感じだ。

そして誘ってくれたゆりさんが南大東に嫁いだので、将来ここでダイビングショップやれたらいいなってことで、今回調査ダイブをすることになったのだ。

海軍棒プール

南大東に着いた翌日は海軍棒のタイドプールに行った。
ここは岩礁をくり抜いた人工的なプールだ。
深さを知りたいってタンク背負って入ったんだけど、実際には2.5Mくらいしか無くて、シュノーケルで良かったねってなった。

今回タンクに限りがあるので、極力エアを節約したいのだ。

 

翌日は海況が良さそうってのと漁師さんが船を出してくれるというので、ボートで外洋に出ることになった。
ダイビングショップが無いので、もちろんダイビング船など無い。
マグロ漁に出てる漁師さんに空いた時間にお願いして、ご好意で乗せてもらうのだ。
このあたりは旅行者がふらっと遊びに行ったくらいでは絶対にできないことだろう。

親切な漁師さん

南大東の海は完全に上級者向けの海だと思った。
まずは浅場がないので、基本中層を流しながら泳ぐことになる。
着底できてもほぼ30M付近なので、デコが出やすい。(サムネのポイントも37mだった)
エアも消費しやすい。
今回はそんなに強い流れに当たらなかったけど、当たる可能性は全然ある。
などなど、沖縄のまったりのんびりゆったりダイビングみたいなイメージは全く無い。

しかも水温が上が25度で下が21度と、想定してたよりも冷たかった。
21度の潮に当たってる時は、5mmワンピでもかなり寒かった。
1月とそんなに水温変わらないか、むしろ今のが冷たいっぽかった。

 

今回途中から水中写真家の戸村さんも合流して、一緒に潜った

戸村さんとは初めましてだったのだが、とても丁寧で親切な方で、Youtube写っても大丈夫ですか?って聞いた時も快くOKしていただいた。
南大東滞在中はほぼ毎日みんなでご飯食べに行ったりしてたので、戸村さんのとても興味深い話も聞けてうれしかった。

 

最終日の海軍棒の外洋
今回ここが一番海の中良さそうだった。
なのに自分は帰る日だったので潜れなかったのがとてもくやしい。
シュノーケルだったら入れたかもだが、そうするとそのあとにウェットとかをパッキングしないといけないし、シャワー浴びたりでめんどくさそうだなと思って、パスしたのだった。

ちなみにYURIはパッキングや支度がとてつもなく遅いので、帰る日は何もできない人なのだ。なので自分だけでやってきた。

ゆりさんたちがダイビングしてる間暇かなとも思ったけど、生き物探したりで、意外とすぐ時間が経ってしまった。エキジットポイントが分かるように目印で立ってるのと、カメラとか持ってると上がるの大変そうなので、エキジットのお手伝いしながら撮影したりして、意外と充実してた。

 

今回1週間滞在して、潜れたのがそのうち3日間で4本
これだと2泊3日とかで来たら全く潜れない場合とかもありそうだ。
なかなかショップでビジネスとしてやるのは難しいのかもしれない。

それでも北大東では2年後くらいにダイビングショップができるとかいう話もちらっと聞いたり。
南大東でももしかしたら普通に潜れる日が来るかもしれない。

【追記】
ダイビングショップオープンしました

南大東島ダイビングサービス | 沖縄の秘境、南大東島のスキューバダイビングショップ
南大東島はダイビングスポットに囲まれ、ロックエントリーでは砂地が広がり、ボートダイビングでは断崖絶壁のドロップオフがあり初心者からベテランまで楽しめます。小笠原に生息するユウゼンやカッポレなども見ることができ、ドリフトダイビングがメインで普段とは違ったボロジノブルーの水中世界が楽しめます。

 

 

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