オーストラリアのエスペランスでダイビング Australia Esperance Leafy Sea Dragon

エスペランスの話は去年のパラオの時にしていた。

パラオの魚治ダイブの治郎さんが20年近くエスペランスでガイドしていて、パラオの時にエスペ面白いよって聞いていたのだ。

治郎さんとはその後柏島、ラジャでご一緒するのだが、実はこのエスペを一番最初に計画していた。

 

そもそもエスペってどこ?って話なのだが、オーストラリアの南西にある

赤ポチがエスペ

パースからは飛行機で1時間ちょいのところにあり、南極海に面しているため夏でも水温が20度くらいまでしか上がらない。

固有種のリーフィーシードラゴン、ウィーディーシードラゴンが生息しているポイントでもある。

そんなエスペの海に誰よりも詳しいのが治郎さんなのだ。

 

多くのゲストさんはパースから国内線でエスペに入り、自分たちも最初は飛行機で行こうと思ったのだが、荷物が多すぎるし、動画のネタになるかもとのことでレンタカーで行くことにした。

国際免許も初めて取得した。
実際にはレンタカー屋の翻訳のサービス使えば国際免許必要ないんだけど、取ってみたかったのもあってYURIと二人でGETしたのだった。

パースからウェーブロック経由でエスペランスを目指すことにした。

画像の時間では到底着かない

オーストラリアの道は日本と同じで右ハンドル左車線なので感覚的に走りやすい。

ただスピード違反がかなり厳しく、ネットの記事では1km超過しただけでも罰則みたいなこと書かれていてドキドキしていたのだが、実際にはそこまでではなかった。
それでも日本よりはみんな速度守っていた。

パースからエスペまでは途中観光地寄ったりのんびり走ったりして11時間かかった
初めての道だったので、新鮮であっという間だった。

カンガルーとか出るかななんて見てたけど、生きてるカンガルーではなく、轢かれてるカンガルーだけだった。

 

宿は1棟貸しのアパートメントだ

当初、自分たち滞在中は自分たち以外にゲストいないよ的なことを聞いていたので、着いてずかずかと部屋の中を撮影して、「治郎さん一人で潜りに行ったのかなぁ」なんて思っていたのだが、ゲストさん他に二人いて潜りに行ってる最中だった。

なので滞在中は5人でここで生活することになる。

みんなでご飯作って、みんなで片付けて、みんなで潜りに行くみたいな、まるで合宿だ。

 

エスペに来るにあたって、治郎さんやラジャの他のゲストさんから「めっちゃきついから体動かしといてね」って言われていた。

それでラジャから帰ってきて毎日階段の昇り降りをしてたのだけど、ほんとにハードだった。

ドライで全部背負って駐車場からビーチを往復、しかも2本目3本目みたいな

しかも1本目なんて外もかなり暑いので、サウナ状態になる

1本入ってしまえば水温が冷たいのでちょうどよくなるのだが、ドライのウェイト担いで往復はほんとにヘビーだ。
しかも水中もラッキーベイなんかは目的地までかなり泳ぐ

グアムの修学旅行のボムホール往復も結構しんどかったけど、それを遥かに上回るしんどさだった。

治郎さんはそんな生活を続けているせいか、ラジャで会ったときより痩せていた。
自分もラジャ以上に体が引き締まった。

 

お目当てのリーフィーシードラゴンは初日のナイトであっさり見ることができた。

見れない年もあるって聞いてたので今年はどうなのかなと思ったけど、ウォートンビーチでもラッキーベイでも見れた。

ウィーディーシードラゴンなんかはかなりの数がいた

ウィーディーは幼体も見れた。

それ以外にもアシカも見れて、かなりの当たり回だったのではないだろうか

エスペランスではリーフィーシードラゴンがやっぱり有名らしく、器材セッティングしてると観光客からよく声かけられた。

でもダイバーは全く見かけなかった。

水温20度だし、なかなかハードルが高いのかもしれない。

 

帰りももちろんパースまで車だ。

帰りの映像で治郎さんにさようならーってしてるが、実は帰りの飛行機は治郎さんと同じ便だった。

自分たちはLake Graceとか見たかったので、治郎さんより早めに出たのだった。

帰りものんびり運転してたので10時間くらいかかった。

今回レンタルした車がハイブリッド車だったので、こんなに長距離移動したのに3回しかガソリン入れなかった。
ほんと燃費がいい。

 

今回の動画を編集してて、ほんとにあっという間の旅だったなって思った。

ツアーみたいな旅ではなかったので、今までのどのダイビング旅よりも印象に残る旅になった。

久々にダイビングする前にいろいろ行ってた旅行の感覚を思い出した感じ。