うちのチャンネルではほぼ準レギュラー化してる魚治ダイブの治郎さんだが、いつも「YURIでーす」しか挨拶しないので視聴者はショップのガイドさんくらいなイメージしか無いかもしれないが、実はすごい魚類研究者だ。
100m以深のシーラカンスを調査しに行ったり、ムカシウナギの発見やイレズミフエダイの生態調査など論文も数々発表されている
シーラカンスの論文

治郎さんのプロフィール
そんな実践バリバリの治郎さんから高濃度酸素での加速減圧と深場のレクチャーをしていただけるということでシルバーウィークに獅子浜と土肥に行くことになった。
前回の獅子浜はド平日ということもあり、すごく空いていたのだが今回はめちゃめちゃ混んでいた。
やっぱり講習するにはとてもいい場所なのだろう。
獅子浜では座学での理論を教えてもらったり、サブタンクの取り扱いや呼吸量の測定、フロート上げたりなど基礎的かつ実践的なことを行った。
自分も講習的なことを受けるのはIDC以来なのでかなり新鮮だった
(いや、その後にドライ講習やってた)

獅子浜で基礎的な練習をしたあとは土肥に移動してボートダイビングの予定だった。
しかし土肥に着いてみるとスタッフの人たちが「あれ?どうしたんです?」みたいな反応で、うちらも「えっ?」ってなって、どうやら治郎さんが事前に伝えてなかったってことが分かった。
でも土肥のパラオさんと治郎さんの間ではあるあるらしく、すぐに翌日からのボートを手配してくれて無事に潜れることになった。
前回の土肥ではビーチだけだったのでボートは初めて。

今回行ったポイントは上級者向けのサク根
魚影が豊富だが流れが強いこともあるとのこと
自分たちが入った時はそこまでの流れではなかったものの上の方ではうねりが結構大きくて、減圧停止が大変だった。
でもちらっとハンマーも見れたし魚もたくさんいて、おもしろいポイントだなと思った。
自分たちは深場へ行ってしまったのでワイドはそこまで見てなかったけど、ワイドもじっくり見てみたいなと思えるポイントだ
土肥では2日間ボートだったんだけど、初日に一緒に乗船したゲストの方が前回の土肥の動画を見て来てくれたらしい。
「いつも見てます」って言われてとてもうれしかった。
現地で声かけてもらえるとYoutubeやっててよかったなって思う。
そんな4日間+αのテクニカル体験、大変だったけどかなりいい経験になった。
今回ウェットではなくドライで行ったので全体的なスキルアップにもなったし、理論も加わったことで今後さらに安全にダイビングできるんじゃないかと思った。